私がジマックスで働き始めたのは大学生の頃。当時はアルバイトでしたが、この仕事にやりがいを感じ、大学卒業と同時に社員として入社しました。その後結婚をし、途中で約3年の産休と育休を経て現在に至ります。
産後もまたジマックスで働きたいと思ったのは、やはりこの仕事が好きだったから。さらに、会社の方々のあたたかな雰囲気も復帰を後押ししてくれました。
私のほかにもママのスタッフは数人いますが、どんな働き方がベストか、ひとりひとりに合った方法を会社も一緒になって考えてくれるのもありがたいところです。ちなみに私は現在、まだ子供が小さいこともあり9時~15時ぐらいの時短勤務にしていただいています。
このように、産休や育休、復帰後の受け入れ態勢など、働く女性にやさしい制度が整っていることもジマックスの魅力です。性別や年齢、体力に関係なく活躍できるのも、長く働くことを考えたときに心強いメリットになるのではないでしょうか。
また、耳が不自由な方の役にたてるということも、私にとって大きなやりがいです。2006年の話になりますが、今でも忘れられない嬉しい出来事がありました。
その年はワールドカップの開催年。そのワールドカップの試合で、業界初のスポーツのリアルタイム字幕が実施されました。
初の試みでしたが、反響はすぐに現れました。放送のあとすぐに、耳が不自由なご主人の奥さまから、テレビ局に手紙が届いたのです。そこには「あんなに嬉しそうにテレビを見る主人の姿を初めて見ました」と感謝の言葉が綴られていました。その手紙を読み、この仕事を誇りに思いましたし、字幕放送に携われて本当によかった、とあたたかい気持ちに包まれたことをよく覚えています。
頻繁にそのような生の声を聴けるわけではありませんが、字幕放送を楽しみに待ってくださっている人は確実に存在します。その方々のことを想いながら、これからも全国に字幕放送を届けていきたいです。