会社概要・スタッフ紹介

02about zimaxWHO WE ARE

字幕放送を支えるプロフェッショナル集団です。

「見えない気持ちを見える言葉に変えて」
ジマックスは、主にテレビ番組用の字幕制作を担当するプロフェッショナル集団です。特殊な専門職であり、聴覚に障がいのある方や高齢者の皆さま向けに、字幕を通した社会貢献も念頭にサービスを提供しています。

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会社概要・代表者メッセージ

「テレビ局で仕事ができます」

この業界に入ろうと思ったきっかけはたった1行の、その魅力的なワンフレーズでした。
私自身、旅行会社勤務など、さまざまな経験をしてきましたが2006年に正式に入社して以来、気が付けばもう15年以上この会社で字幕を作り続けていました。
それだけ字幕の作成というのは魅力的なお仕事でした。

世の中にはたくさんの仕事があります。毎日、何から何まで全く同じことの繰り返しというわけではもちろん、ありません。ただ字幕の仕事というのは例えばニュース1つ取っても毎日、目まぐるしく変わる世界情勢を取り扱います。何ひとつ、同じことなどありません。とても刺激にあふれています。
バラエティー番組の事前字幕も同じで、字幕を作りながらも、くすっと笑ってしまうぐらい楽しみながら仕事ができるという大きな魅力があります。

そんな素敵な字幕の存在も、最近では難聴者の方だけでなく健聴者の方にも広く認知されてきています。
SNSでキャプチャーを取り上げられることも、しばしばあり「生放送の字幕なのに、リアルタイムで人が打ってるんだ!」と驚かれることも少なくありません。「字幕職人」と呼んでくださる方もいらっしゃいます。世の中には、リアルタイム入力の他にもAIや音声認識など、さまざまな字幕の形態がありますが自分の打った字幕が放送に載るというのは、なかなかできない経験です。そのやりがいは、ひとしおだと思います。

そんな現場をずっと見てきた私ですが、これからは、会社としてももっと字幕を必要としている方に字幕を届けていければと思っております。
「字幕」と聞いて、映画字幕ではなく、テレビの字幕をまず思い浮かべるようなそんな身近な存在にしていけるよう、努力していきたいです。
また、そんな字幕の仕事の楽しさをまだ知らない方たちにも伝えていけたらと思います。

代表取締役社長
茂木 真利子

字幕はさらに進化する。

みなさんは、テレビ放送で見られる「字幕」の存在をご存知ですか。
バラエティー・ドラマ・アニメ等、字幕が付いている番組はたくさんありますが、実は字幕は生放送の番組にも付いています。生放送の番組で流れる字幕は、パソコンが自動で認識したり、人の声を文字化して付ける場合もありますが、大多数はリアルタイムで人の手により 入力され配信されています。そのリアルタイム字幕を制作するのが、私たちの主な仕事です。

テレビ番組の「字幕放送」が始まったのは、今から約30年前のこと。当時テレビ関係の仕事をしていた私は、縁あって字幕放送の仕事を任されるようになりました。最初はひとりで作業をしていましたが年々字幕放送の需要が増え、平成9年に弊社を設立。当初は週に1本程度だった字幕放送の番組も、今では全体の約半数を占めるまでになりました。
これほど字幕放送が普及したのには、字幕放送が社会福祉の一面も持っていることが影響しているからと言えるでしょう。聴覚に障がいがある方は、字幕放送によって番組の内容を知ることができます。画面の向こう側には、我々が入力した字幕放送を必要としている人が確実に存在している。これほど社会福祉に直結する仕事はあまりないのではないでしょうか。障がいがある方にも、健聴者と同じ情報をお届けする、テレビ番組を楽しんでもらうということが、私たちのやりがいであり果たすべき義務だと思っています。
2018年12月から始まった4K・8K放送には字幕放送が義務づけられているなど、字幕放送の需要はますます増えていくことが予想されています。
今後ますます字幕が活躍する場を増やし、誰もが過ごしやすい社会づくりに貢献していけるような、未来ある企業へ一層成長していきたいと考えております。

会長

髙島 俊一
会社名 株式会社ジマックス
設 立 1997年11月7日
住 所 〒107-0052 東京都港区赤坂2-5-4 赤坂室町ビル3階
連絡先 TEL 03-5545-4652 , FAX03-5545-4653
資本金 1,000万円
代表者 代表取締役社長 茂木 真利子
従業員 69名
事業内容 テレビ番組用の字幕制作 , 放送業務人材派遣
主な取引先 株式会社NHKグローバルメディアサービス , 株式会社テレビ朝日クリエイト , 株式会社フジミック ,
株式会社TBSテレビ , 株式会社TBSグロウディア , 株式会社日テレ アックスオン

スタッフ紹介

字幕事業部 マネージャー T.A

報道番組のような字幕は原則正しい日本語を求められますが、バラエティーやドラマなど番組ごとの性格によって時代に即した日本語も取り入れています。迷うことがあれば、スタッフ同士で相談し最善の答えを見つけた時の充足感は大きいです。事前字幕では、言葉以外のサウンドにも留意し、誰もが平等に情報を得られるような優しい字幕を目指しています。目覚ましのアラーム、犬の鳴き声、ピアノの旋律から人間の息遣い。それらは全て大切な情報と考えています。私は以前、某テーマパークに勤めていました。驚かれることもありますが、全くの別業種から飛び込んできたスタッフは多数いますので、ぜひ挑戦していただきたいです。

字幕事業部 アシスタントディレクター A.Y

主に事前字幕と呼ばれる収録済み番組の字幕制作に携わっています。現在はバラエティー番組の字幕制作が多く、音が聞こえる状態と同じように面白さが伝わる字幕作りを心がけています。また、当日に放送される番組がほとんどのため、限られた時間の中で効率的に制作が進められるように分担して作業を行っています。制作工程は大きく分けて4段階あり、会話や環境音を文字に起こす入力作業、正しく読みやすい文章になっているかを確認する校正作業、字幕を表示させるタイミングや表示する色を決める専用ソフトを使用した作業などがあり、最後に映像と字幕を合わせて社内で試写を行い、より視聴者に伝わりやすくなるように最終チェックをしています。

字幕事業部 アシスタントディレクター M.M

私は生放送番組を担当していて、スポーツの中継番組などに多く携わっています。以前、聴覚に障がいを持つ友人と野球中継番組の字幕に関する話をしたときに「字幕で試合の雰囲気が分かって、より楽しめる」と言われたことがありました。字幕を制作する際には空気感を表現できるように言い回しを発話に近づけるなどの工夫や、細かな情報までフォローするための入念な下調べを行っています。そういったこだわりが見ている方に伝わっていると実感できたときはやりがいを感じますし、もっと分かりやすく充実した字幕を作れるよう頑張ろうと思えます。

字幕事業部 E.I

生放送のテレビ番組でしゃべった言葉をリアルタイムで入力し字幕にする、いわゆる生字幕の仕事をしています。どうしたら見やすくわかりやすい字幕になるか。速く出すにはどうしたらいいか。答えは一つではなく、番組や話題、状況、話す人のキャラクターなどによってさまざまです。視聴者の方からの声を直接もらう機会はあまり多くはありませんが、高齢者施設や病院などで字幕がついているのを見かけると、自分の仕事が社会の役に立っていることを実感します。毎日新しい情報に触れられることはとても刺激があり、また各局へ出向いて仕事をするので都内各地へ行けるという楽しみもあります。生放送なので緊張感はありますが、とてもやりがいのある仕事です。

アクセスマップ

千代田線赤坂駅より徒歩4分